事業紹介 HIGH ABILITY IN PRECISION DIECASTING HADプロセス
HIGH ABILITY IN PRECISION DIECASTING HADプロセス
抜け勾配をゼロにすれば、
コストの削減に
ダイキャストは容湯金属を精密な金型の中に高速高圧で充填し、高精度な鋳物を短時間で大量に製造する工法です。
しかし、鋳込まれた容湯金属が凝固し製品になりますが、その製品を金型から取り出すために通常は抜け勾配が必要です。
当社では、金型に充填された容湯金属を型内で凝固させてから取り出すまでの温度域での物性に着目。 ダイキャストの技術的常識を打破すべく、抜け勾配ゼロの独自のダイキャスト法を開発しました。
そして、加工無しで一般のダイキャストよりも高精度な製品を量産する製法を確立。
この鋳造方法をHAD(High Ability in precision Diecasting)プロセスと命名しました。
HADプロセスで工程短縮、
加工コスト削減、素材重量軽減を実現
HADプロセスは素形材のニアネットシェイプ化の実現が可能であり、加工工程を極力減らすことにより加工コストの素材重量低減が可能となります。
また、数量変動があった場合にも切替対応が短時間で容易にできる生産変動に強い鋳造法です。
HADプロセスと局部加圧を併用することにより密度を向上させた耐圧製品の生産も可能です。
DESIGN 設計
CAD
技術部設計室では5台のCAD用PCを駆使し、抜け勾配ゼロが可能となる新製品の金型設計を行っています。
流動解析
金型内に高速で鋳込まれる溶湯金属の流動・充填状況をCAEで解析し素形材の製造現場における鋳造欠陥を予測し開発期間の短縮と品質の向上を図るとともに、量産に最適な製品形状をお客様に提案いたします。
PROCESS お問い合わせから納品までの流れ
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1.お打合せ -
2.受注 -
3.設計 -
4.試作品製作・
工程能力調査 -
5.ダイキャスト -
6.品質評価 -
7.機械加工・出荷検査 -
8.納品